金沢市町会連合会は、9月27日から29日に掛けて仙台市の「仙台市連合町内会長会」と福島市の「福島市町内会連合会」を訪れて、それぞれの町会活動の実情について視察研修を行いました。金沢市の方からは38の校下・地区町会連合会の代表者が参加しました。
政令指定都市である100万人都市仙台市の「仙台市連合町内会長会」は、金沢市よりは面積、人口とも大きいながら充実した自治活動が行われていることが、意見交換の中から伝わって来ました。地域防災活動は、小学校と共同で行わ環れていることの説明がありました。
意見交換糧に当たり挨拶をする菅井 茂仙台市連合町内会会
「福島市町内会連合会」との交流では、個別町内会に対する補助・助成制度について詳しく説明がなされました。
福島市町内会連合会との意見交換会であいさつする金沢市町連の西野 茂会長
「仙台市連合町内会長会」及び「福島市町内会連合会」との意見交換会における資料を、「金沢市町連 仙台市・福島市町会団体 視察研修報告①~④」として、HPの《馬場校下町会連合会とは》にPDFファイルにして掲載してあります。
町会団体との交流を終えた後、福島第一原発事故により避難を余儀なくされて、現在は避難解除地域となった、福島県浪江町地区を「『被災地フクシマ』の旅 実行委員会」のボランティアガイドの説明を受けながら視察しました。
人気の全く無い浪江町の様子を説明するぼらんてアガイド
馬場校下町民広場
校下町連は、9月8日(土)午前馬場公民館3階ホールで、「臨時総会」を開催しました。
「臨時総会」の様子
これは、去る4月21日に行った「総会」において、“執行部提案の収支決算及び予算案の書式(様式)は煩雑であり、もっと分かり易いものにすべきだ”との意見が出されたことにより、執行部が検討を重ねて来て、8月に各町会長に届けたものを説明し、その承認を得る為に開いたものでした。田中会計と河崎 理事が説明に当たり、質疑応答の結果拍手を持って執行部提案は承認を得ました。
また、町連が助成金として配算している団体、例えば消防分団などの決算書の公開について、その方法をどのようにすべきかを、預かり検討することにしましたが、検討の結果公民館において閲覧できるようにすることにしました。
町会長が集合した「総会」終了後、会を「自主防災会」に切り替えて、金沢市が初めて発令した「避難勧告」に伴う避難所開設について、防災委員会から開設に伴う問題点が報告されました。今後、防災委員会として民生委員、防災士、町会長、防災委員などとの協議を重ね、明らかになった問題点にどう対処するか検討して行く必要性を共有しました。
馬場校下町民広場
9月4日に、“非常に強い勢力を保ったまま”徳島市に上陸した台風21号は、早いスピードで大阪、京都、福井へと当初の進路予想のまま、北北西に進路を保ちながら進んだことから、金沢市は、午後12時半に「避難準備」情報を出しました。この情報が出された時間ではまだ青空が見え、穏やかな状態でしたが、時間と共に雲が多く空を埋めるようになり、午後3時半に金沢市は市内全域に「避難勧告」を発令しました。
馬場は馬場小学校体育館が避難所に指定されました。直ちに馬場校下自主防災会・防災委員会(米澤武委員長)は、馬場小体育館1階に「避難者受付」を設けました。金沢市が各校下・地域に配備している市職員の「地区支部要員」である環境対策室のY.M.さん(女性)と資産税課のF.A.さん(女性)
がいち早く現場に到着し、受付業務や避難所設営に当たってくれました。
開設当初の馬場小体育館の「避難所」
午後4時過ぎに、一番最初に家族と避難されて来た鶯町のKさん(60歳代女性)は、「風が吹くと家がガタガタして落ち着かない。ここでは風を気にすることはなく、心安らかに時間を過ごせる。せいぜい3~4時間すれば風は収まるだろうから、ためらうことなくここへ来ました」と話されました。
また、新生会から来たM.S.さん(80歳代女性)は、伊勢湾台風(1959年=昭和34年)の時の風の凄かったことを思い出して話ししていました。
その後、五月雨的に避難者が集まりました。最終的には、6家族11人でした。台風は石川県の西側を時速60キロ超のスピードで通り過ぎ、午後8時ごろには強い風もほとんど吹くことが無くなり、避難者も一人、二人と帰宅し始め午後10時までには、避難所は閉鎖されました。
今回は、初めての避難所開設・運営でした。民生委員など他団体との連携に関し、様々な問題点が浮かび上がりました。今後自主防災会・防災委員会で検討して行かなければならないと考えています。
馬場校下町民広場
馬場校下では、このところ町会単位で「まちづくり協定」締結の動きが盛んです。
卯辰下町町会(今西健一会長)では、6月29日(金)金沢市との間で「卯辰下町地区まちづくり協定」を締結しました。
協定の中で、「住宅の共有利用(シェアハウス)を行う場合は、町会が認める者に限る。」との項目を入れました。《協定の内容については、ここをクリック》
また、木町2番丁町会(池守忠實会長)では、昨年締結した協定を見直し、厳しい内容にしました。
その他に、東山大通り親栄会(清水靖男会長)、馬場本通り町会(竹内直樹会長)、八幡町親交会(野村善之会長)においても、協定締結に向けて、現在協議が続けられています。
この動きは、新幹線開業以来当地への観光客の入込ラッシュによる町の様相の変化に対して、町連がかねてからまちづくり協定締結を呼びかけてきたこと、そして更に、昨今の民泊新法の施行を控えて、地域内にある空き家などを利用した宿泊施設への改装ラッシュが、地域住民にも目に見える形で町の変化として映り、地域防衛の意識が漸く芽生えてきたものと考えられます。6月5日行った「民泊新法について学ぶ」という勉強会は大変良いタイミングであったものと考えています。
馬場校下町民広場
貫けるような青空の下、6月2日今年の百万石まつりのメインイベント利家公金沢城入城パレード(百万石行列)は、今年も華やかにが行われました。
例年、主催者からパレードに市町連から八家老と足軽役の出場者が要請されることになっています。今年は、その内馬場校下に「足軽」役として2名の出場要請がありました。しかし、人選がなかなかうまく進まず、締め切り間際になって、ようやく決まりました。
呉 雅淳さん[ウ ヤーチュン](右)
陳 ウエン吟[チェンウェンイン]さん
決まったのは、木町一番丁にあるゲストハウス“ステラ”に、ワーキングホリデーを利用して、金沢に長期滞在している、台湾から来ている女子大生の二人。呉 雅淳(ウ ヤーチュン)さんと陳 ウェン吟(チェン ウェンイン)さんの二人。2人は「日本滞在での忘れられな思い出ができて大変うれしい」と大喜びでした。
馬場校下町民広場
6月5日(火)校下町連は、馬場公民館において6月15日から施行される「住宅宿泊事業法(民泊新法)」についての勉強会を開催しました。
馬場校下では至る所で「民泊」開業を目指して、空き家などの改装工事が行われている状況の中、このテーマに関する住民の関心も高く、準備した50席を大幅に超える参加者があり、急遽10席以上増席するといった状況でした。また、馬場本通りに隣接する森山校下の立川町会からも5名の住民の皆さんが参加されました。
大勢の参加者が熱心に聴講
勉強会は、先ず金沢市の都市計画課荒井美加子係長以下2名の担当者ですすめられました。新法改正の背景、旅館業法との相違点の比較、「民泊」の仕組み、金沢市の「民泊」に対する方針の説明がなされ、最後に地域住民によるまちづくり協定の締結の重要性が語られました。
その後、参加者との質疑応答がなされましたが、特に「家主不在型」の民泊施設に対する様々な不安や心配についての質問が多く出されました。
《当日参加者に配布された金沢市が作成した資料1~4はここをクリックここをクリック》
馬場校下町民広場
5月28日(月)、平成30年度市町連総会が、市立玉川子ども図書館2階交流ホールで開かれました。
総会冒頭の西の会長の挨拶
今年の総会は、市町連女子事務員による不祥事を受け、「会計事務適正化検討会」を立ち上げ、検討活動を続けている中で行われました。例年通り前年度事業・収支決算報告、今年度事業計画・収支予算案の承認を得た後に、「検討会」の途中経過が報告されました。過去にない不祥事だけに、総会では、多くの意見が交わされました。
馬場校下町民広場
5月19日(土)H30年度の各種団体連絡協議会の定期連絡会が開かれました。
連絡会の模様
連絡会には、16の団体の代表者又は代理が出席しました。会では、今年3月まで70年間に亘って活動して来た「校下婦人会」が活動を停止し、新年度からその活動が公民館の女性部が引き継ぐことになったことが報告されました。
現在3老人会が中心となって実施されている馬場小学童に対する下校時の見守り活動「たまみず子サポート隊」の体制見直しを、本年度行うことも話し合われました。
また、社会福祉協議会から本年度の取り組みについての説明がありました。
馬場校下町民広場
4月21日(土)午前、町連は馬場公民館において平成30年度の校下町会連合会の総会を開催しました。総会には28町会の町会長が参加し、活発な意見交換が行われました。
総会に臨む執行部メンバー
総会では、前年度(29年度)活動報告、決算報告更に新年度(30年度)活動計画、予算案などが提執行部提案通りに承認されましたが、予算書(団体助成金配算額等)の書式に関して、「収支が明瞭に理解できるものにすべきだ」という意見がだされ、改めて提示し直すことが求められ、月内に再提出することになりました。
役員人事については、今年は改選期ではなく引き続き現在のメンバーが承認されました。今年は退任町会長記念品贈呈の対象となる町会長はいませんでした。
消防ポンプ車購入を説明する町連本田副会長
また、総会では馬場消防分団の消防ポンプ車更新のための地元負担金について、現在までの状況について中間報告を行いました。そして、31年3月で一旦終了する地元負担金の徴収について、それ以降についての扱いをどのようにするかについては、検討資料に基ずき各町会において検討して頂き、来年度の総会に意見を持ち寄り、町連として集約し方針を決めることを伝えました。
《消防ポンプ車更新購入中間報告・購入資金積立期間の検討》資料をトップページ「お知らせ」に掲載してあります。
夕方6時から森山の「秋月」において新しい町会長も交え懇親会を開き、交流を深めました。
馬場校下町民広場
4月9日、馬場小学校、小将町中学校でそれぞれ入学式が行われました。
午前に行われた馬場小の入学式は、あいにく寒く雨の降る天気でしたが、21人の新入生たちは、希望と緊張の面持ちで入学式に臨みました。
綺麗なお花も新入生を歓迎
馬場小学校では全校生徒が、111人になりました。
午後になると薄日が差すようなり、気温もやや上がり始める中、将中の入学式が行われました。
今年の将中入学生は、男子31人、女子26人、それに分校性13人(男子9、女子13)を加えて70人でした。
つい一か月前まではあどけさの残る小学生であった新入生たちも、詰襟姿の男子、セーラー服姿の女子ともども、もうすっかり中学生になっています。
馬場校下町民広場