2018年9月5日
投稿者:馬場町会連合会 at 4:46 PM

「避難所」開設 台風21号

 9月4日に、“非常に強い勢力を保ったまま”徳島市に上陸した台風21号は、早いスピードで大阪、京都、福井へと当初の進路予想のまま、北北西に進路を保ちながら進んだことから、金沢市は、午後12時半に「避難準備」情報を出しました。この情報が出された時間ではまだ青空が見え、穏やかな状態でしたが、時間と共に雲が多く空を埋めるようになり、午後3時半に金沢市は市内全域に「避難勧告」を発令しました。
 馬場は馬場小学校体育館が避難所に指定されました。直ちに馬場校下自主防災会・防災委員会(米澤武委員長)は、馬場小体育館1階に「避難者受付」を設けました。金沢市が各校下・地域に配備している市職員の「地区支部要員」である環境対策室のY.M.さん(女性)と資産税課のF.A.さん(女性)
がいち早く現場に到着し、受付業務や避難所設営に当たってくれました。

             開設当初の馬場小体育館の「避難所」

 午後4時過ぎに、一番最初に家族と避難されて来た鶯町のKさん(60歳代女性)は、「風が吹くと家がガタガタして落ち着かない。ここでは風を気にすることはなく、心安らかに時間を過ごせる。せいぜい3~4時間すれば風は収まるだろうから、ためらうことなくここへ来ました」と話されました。
また、新生会から来たM.S.さん(80歳代女性)は、伊勢湾台風(1959年=昭和34年)の時の風の凄かったことを思い出して話ししていました。

 その後、五月雨的に避難者が集まりました。最終的には、6家族11人でした。台風は石川県の西側を時速60キロ超のスピードで通り過ぎ、午後8時ごろには強い風もほとんど吹くことが無くなり、避難者も一人、二人と帰宅し始め午後10時までには、避難所は閉鎖されました。

 今回は、初めての避難所開設・運営でした。民生委員など他団体との連携に関し、様々な問題点が浮かび上がりました。今後自主防災会・防災委員会で検討して行かなければならないと考えています。

 

 

 

 

馬場校下町民広場

▲このページのトップへ