<< 前のエントリトップページ次のエントリ >>
2015年11月19日

馬場小学校創立記念日

「馬場のステキを伝えよう」

        =創立145周年= 

 11月22日が創立記念日の馬場小学校で、19日9時20分から体育館で、大勢の父兄や地域の人たちが見守る中、記念日にちなんで「馬場のステキを伝えよう」と銘打った、児童生徒たちによる主に地域に関する研究発表会が行われました。

     

     

 地域について調べる

 馬場小学校が輩出した泉 鏡花や徳田秋声に関しての調査・研究(3・4年生)、馬場・東山の和菓子屋さんや浅野川の名前の由来など地域に深く関係のある調査・研究(2・5・6年生)について、寸劇などを織り交ぜた、児童生徒全員参加による研究発表が約1時間半行われました。

 地域は小学校とともに

 地域社会(コミュニティ)は小学校を中心にしてなっています。その地域社会を「校区」と表現するのが全国的には一般的ではないでしょうか。しかし、金沢では、その地域社会を「校下」と表現します。これは、金沢が城下町であることと、無縁ではないのではないかと考えられます。しかも、戦災にあわず藩政時代の町並み、道筋の多くが当時そのままに残っていることも関係していると考えられます。「登城」に対する「登校」、「下城」に対する「下校」。金沢では、小学校をお城に見立てて地域が成り立っていることを、「校下」という表現で簡潔に言い表しています。「校区」が行政の事務的表現であるのに比べて、「校下」という言い方は、文化的表現であり、“歴史文化都市金沢”らしい言い方であると感じます。(清水)

 

投稿者:cyourenat 14:31| 馬場校下町会連合会